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樹脂材料の温度による衝撃特性への影響(ドアミラーの低温脆化)

寒冷地でドアミラーカバーの割れが発生。低温での衝撃特性を評価する必要があり、恒温チャンバーを使用し、低温での衝撃特性を評価します。
 

試験方法・規格

ISO6603・JIS K7211に準拠したパンクチャー試験

対応機種

IM1PIM10-RIM10-T

試験結果

同じ樹脂サンプルであっても室温とー30℃では衝撃特性に明確な違いが見られます。室温でのデータはより良好な耐衝撃性が見られます。-30℃のデータは最大荷重に達すると急激に荷重が低下しており低温による脆化が明確となりました。

同じ材料のサンプルを23℃とー30℃の異なる温度で試験した比較データ。
縦軸が荷重、横軸が変位。

緑色

室温

赤色

-30℃