その試験、IM10Tなら可能です。
強靭なフレーム構造で20m/秒の高速衝撃や150kg落錘を5mから落下させる高エネルギー試験に対応。落下高さは0.05m~5m間を1mm刻みで指定でき、2kgの軽量落錘と組み合わせる低エネルギー試験にまで対応します。
エネルギーの可変レンジはシリーズで最も大きく、20種類以上の規格試験に対応しますが、カスタム治具による製品の試験も得意です。
樹脂の材料試験から、金属・複合材料の高荷重試験や自動車用アセンブリの高速衝撃など幅広い試験に使用されています。
主な特徴
◎大型製品をそっくり収納
大型製品・アセンブリの試験に対応できるよう大型試験チャンバーを備えています。標準試験チャンバーの内部寸法は1,200mm(幅) x 700mm(奥行)です。画像は自動車用シートの試験例で、標準チャンバーで大型製品をそっくり格納できます。ご指定寸法のカスタム製作も得意です。-80℃~200℃の範囲で制御する温度チャンバー(オプション)と組み合わせた試験も行えます。
◎豊富な落錘と安定したポイントへの衝撃
交換式の落錘は全部で4種類。低エネルギーから高エネルギー試験まで幅広いレンジに対応します。
・標 準:8kg〜30kg
・軽 量:2㎏〜10kg
・高重量:50kg〜120kg
・高重量:70kg〜150kg
重量の可変範囲は2㎏から150㎏と大きく、衝撃エネルギーも1Jから7,300Jと幅広いレンジをカバーします。特殊用途の落錘もカスタム製作致します。
落錘は複数のローラーとガイドバーで支持され、打点位置が安定しています。これによりシャルピー・アイゾット試験や、くさびをピンポイントの位置で打ち込む構造用接着剤の動的割裂抵抗性試験なども得意です。
荷重センサーは落錘側、アンビル側のいずれにも装着でき、柔軟なセットアップに対応します。
仕 様 | |
最大落下高さ範囲 (1mm刻みで制御可能) |
◎50mm〜1,000mm ◎〜5,000mm (1m刻みで指定可能) |
最大衝撃エネルギー | 7,300J |
落錘重量 | ①2kg〜10kg ②8kg〜30kg ③50kg〜150kg |
最大衝撃速度 (自由落下) |
9.9m/s |
最大衝撃速度 (高速オプション) |
20m/s |
装置寸法(mm) | W:1,500 D:1,000 H:3,000 or 7,000 |
装置重量 | 2,500〜3,500kg |
認証規格 | |
パンクチャー衝撃試験 ISO6603 JIS K7211 ASTM D3763 |
◯ |
動的割裂抵抗性試験 JIS K6865 ISO11343 |
◯ |
CFRP衝撃後圧縮試験 JIS K7089 ASTM7136 |
◯ |
オプション | |
温度チャンバー |
-70℃〜200℃ |
高速衝撃試験 20m/s |
◯ |
高速引張試験 | ◯ |
圧縮衝撃試験 | ◯ |
シャルピー・アイゾット試験 | ◯ |
0.2~1.0kg 特殊軽量落錘 |
☓ |
2度打ち防止機構 | ◯ |
動的変位計測システム | ◯ |