IM10-Tの大型試験チャンバー内に自動車用シートを固定します。人間の頭部を模した半球状ストライカで製品そのものへ衝撃を与え、シートの衝撃吸収特性を評価します。試験は2回繰り返し、データの再現性も併せて確認します。
試験方法・規格 | 自動車用シートに直接衝撃を与え衝撃吸収性能を評価 |
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対応機種 |
試験時の写真
試験結果
頭部保護の観点から衝撃吸収性能を評価します。頭部を模した半球状のストライカで所定の衝撃を与え、頭部に損傷を与える荷重が発生しないことの確認と、大きく変形することで衝撃エネルギーをできる限り吸収する材料の選択が求められます。材料単体での試験で適正な材料を選択し、最終的に実際の製品で衝撃吸収性能が適正であることを確認します。
アタッチメントの交換によりシート・レールやギアの耐衝撃性も評価します。
衝撃吸収試験のデータ。
2回の測定を行い、良好な再現性が得られております。